《略縁起》
創建は室町時代といわれ、それ以前の寺の名は「松雲庵」であったと思われる。
徳川家康が江戸に入り、三浦半島が幕府の直轄地になると、代官長谷川七左衛門長綱の手で曹洞宗に改宗され現在400年続いている。
ご開山(初代住職)は靈屋伝英大和尚で、逗子の海宝院住職の弟子である。
本尊仏は虚空蔵菩薩坐像で胎内銘より応永六 年(1399)に造立された事が確認されている。また、当寺には他に薬師如来、延命地蔵尊が祀られている。
《御詠歌》
朝日(あさひ)照(て)る 汐(しお)みち渡(わた)る
瑠璃(るり)の海(うみ) 深(ふか)き願(ねが)ひも よくみつる寺
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